C-3PO GSX904SWS

【腕時計】：なくてもどうにでもなるが、つけるなら選びたいモノ。

　コレクターズアイテムの代名詞といえる腕時計。ビジネスの場で、自身がスター・ウォーズファンと主張するのはなかなか難しい。それが初対面の相手だと困難を極める。

　ここ一番の対外折衝シーンでイケマサは、金色がヌルっと上品に輝くGSXのC-3POを相棒としている。例外なく話題になり、スター・ウォーズを通して良好な関係を保つ手助けをしてくれている。

しかし、購入以来一カ所だけ修正したい箇所がある。C-3POの右膝は銀色だという事。全身金色だと、どうしても違和感を感じてしまうのだ。

　C-3POに日々のお疲れ様を込めて、オイル風呂ならぬメーカー直営店「ISHIDA表参道」へお出かけ。直営の時計店は、海外リゾートのようなリラックスした空間。ゆっくりした時間が流れる別世界でした。

　1回目はカウンセリング。C-3POの右膝のシルバーを再現したいというマニアックな注文に、気持ちよく対応してくれる店員さん。腕時計のバンド一つ一つを「コマ」と呼び、その内幾つかのコマをシルバーにしてはどうかとカスタムの方向付け。ただ、2008年製造の為、パーツが少なく要確認となりました。

　数日後、銀のコマを取り寄せたとの連絡を受け2回目のお店訪問。なんと、パーティーが開催されていました。

雑居ビルで荒れ果てた砂漠のような気持ちで雑務をしていた人が、数時間後シャンパン片手に、腕時計の金と銀のコマ数を調整。気持ちは、はるか数万光年かなたのセレブ系で、はじめてのVIP体験です。後にセレブれーしょん表参道として、一寸先は光と教訓を得ました。