PROJECT-02-unboxing-
開封の儀
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開封までの道のり
2014年2月、関東で記録的な降雪の影響によりベイダー卿は、荷受けセンターで足止めさせられていました。
その頃、マニアなスター・ウォーズファンは、キャッキャとお外で惑星HOTHごっこに夢中。1/6のトーントーンは、大人でも一抱えある大きさで童心に返れます。
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豪華すぎる化粧箱
待望の1/6ジェダイの帰還版ダース・ベイダーの登場です。キング・オブ・ハイエンドの老舗メーカー、サイドショウからのティーザー広告より数年、待ちに待ったフィギュアが発売されました。
艶消しマットブラックのパッケージに、エンボス加工させれたベイダー卿のヘルメットデザイン。サイドショウ1/6サイズ伝統の商品全身写真ではありません。高級感たっぷりの予想を越える豪華な化粧箱にメーカーの本気度を感じます。
ここ数年の海外映画フィギュアは、香港のハイエンドフィギュアメーカー「ホットトイズ」の台頭により、商品クオリティーはもちろんパッケージの凝りように目を見張る進化を感じます。
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サイドショウ ダース・ベイダー ジェダイの帰還 合成写真内蓋
黒い重箱を開けると…すっぴんのベイダー卿。
やられました。慎重に箱を開けると、ダース・ベイダー卿のすっぴん写真です。ヘイデン・クリステンセンとセバスチャン・ショウの平均値のような顔になっています。
映画のワンシーンを思い出さずにはいられないこの演出に、開封のテンションが上がります。
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ブリスターの重箱
上段にフィギュア本体、下段に台座類がまとめられたブリスター構成です。
いよいよ製品とのご対面です。数年前迄は、宣伝写真から商品への劣化(大量生産による)に残念な思いもしましたが、最近発売されているフィギュアは、量産体制が整ったのか工作も塗装も精度が上がりました。
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ブリスターパッケージ開封
いよいよです。ブリスターパッケージを開けた瞬間に香る、PVCやら微かに残った塗料の匂いにしばらく酔いしれます…。
ダース・ベイダーに装備または、交換するパーツがそろっているか1点づつ確認。
EP4【新たなる希望版】とEP6【ジェダイの帰還版】いずれ比較してみようと思います。
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巨躯、テーブルに立つ
サイドショウのスター・ウォーズ1/6シリーズは、均一化された素体ではなく映画と同様の縮尺で作られています。ダース・ベイダー専用素体は、とにかく大きく迫力があります。
そして今回の目玉と言える、胸部と腰のコントロールパネルが劇中同様点滅発光します。 このボリュームにこの価格、もうお値段以上○○○です! 背景がテーブルでなければ、映画から飛び出してきたような錯覚におそわれ、シューホー・シューホーとあの呼吸音が…。
興奮のあまり、ヘルメットに貼りついたビニールが後光のように輝いて見えました。
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ダース・ベイダーヘルメット台座&素顔ヘッド
同社が以前販売したSIDESHOW Darth Vader Life Size Bustの意匠が、随所に活かされています。
ヘルメットをひな壇に展示する方法は、ライフサイズの縮小版です。台座周囲の装飾は、ベイダー卿の瞑想室のデザイン。これだけでも十分に見応えある仕上がりですが、さらにLED点灯により雰囲気を高めてくれます。
素顔ヘッドについては好みの問題ですが、EP4・5・6ファンとしてはセバスチャン・ショウのしもぶくれの顔を再現してほしかったです。
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ダース・ベイダー仕様内容
【本体】
1/6スケール可動式フィギュア(高さ約34センチ)
【付属品(武器)】
ライトセーバー(ON・OFFモード)
【付属品(アクセサリー)】
差し替え用ハンドパーツ(×8)、特製台座、ヘルメット&マスク専用特製台座
付属品の多さを謳う昨今にあって武器は、ライトセーバーON・OFFのみ。ベイダー卿の男気にウットリ惚れてしまいます。
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ダース・ベイダー差し替え用ハンドパーツ
差し替え用ハンドパーツは8つ。
内6点は、右手用です。ダース・ベイダーの印象に残るシーンは、喜怒哀楽を右手で表現していたと言っても過言ありません。
写真中央の切断された手首は、EP6皇帝との対決シーンを再現するには欠かせないハンドパーツ!限定版のみ付属します。
開封の儀を終えて
先日、知人宅へ行った時のこと、3歳の娘さんが上手にタブレットを操作していました。
YouTubeで、おもちゃのレビュー鑑賞にハマっているそうです。
おもちゃ自体に興味があるわけではなく、レビューの様子に関心があるようです。
ここでふと、おもちゃレビューを見て喜ぶ = 自分ではないか!と。3歳と30代半ばの興味が同じって。しかも、ほしいっと思ったものは、何が何でも手に入れるスタイル。ダークサイドにどっぷり浸かりきってる始末です。
世知辛い世の中、ストレスMAXで疲れ切った心を癒してくれる「開封の儀」。
ひとつひとつのパーツを、じっくり開封していく快感はたまらないのです。行為の後は、ブリスターと化粧箱の山積みを眺めます。
ご存知の方も多いかと思いますが、「開封の儀」の面白い動画を紹介します。趣味は、人それぞれ。さぁ次は、何を開けようか思案のしどころ。
最後に、ダース・ベイダーDXは、買いの逸品です!